TRUK LAGOON

ミクロネシア連邦 チューク諸島(トラック) 自然回帰の旅8日間

2009年1月11日〜18日

名古屋空港を出発してグアムでトランジット(約7時間)空路90分で半世紀以上前にここチュークに日本人が5万人住んでいたと言う

とても今の現状では信じられない所に来ました。日本のすっかり過疎になった港町みたいなところです。

1991年に一度来ましたがその当時より時代が逆行しているようでした。

テレビは視聴できなし、停電は日常茶飯事、道はといえば穴ぼこだらけで車は水溜りを避けて徐行状態!

5分の道程も20分はかかります。

チューク環礁の南側にあるキミシマ(Kuop Atool)環礁で潜ってきました。

数百メートルまで落ち込むスーパードロップオフは素晴らしく、透明度も50−80mの世界です。

グレーリーフシャーク、イソマグロ、ナポレオンは常連でジンベイ、オルカまで目撃例があるそうです。

マクロも素晴らしくマクロ通にはたまらないでしょうね!

何もかもスローペースで時間は過ぎていきます。

でもその分自然が残っているいや復活してきています!!

我々が使用したホテル 空港の近くで清潔で温水シャワーもでるし(途上国では贅沢)スタッフの対応もOk

水際からほんの10数メートルで日本の名機の零式戦闘機(ゼロ戦)があります。コックピット

世界一の沈船と言われる富士川丸

この船は有名な映画タイタニックのしん没船シーンにも使われたそうです。なんか雰囲気ありませんか?

沈船と言えば暗いイメージを持たれる方が多いですが船にはサンゴが根付き小魚、それを捕食する回遊魚

これも富士川丸に搭載されていたばらばらにされた零式艦上戦闘機

神国丸の薬瓶に砲

日豊丸(水深50m)の沈船 瓶と対戦車砲

日豊丸の艦橋(操舵室)と日本軍の豆戦車(97式装甲車テケ)

潜水母船の平安丸の巨大なスクリュー、潜水艦の潜望鏡、魚雷のスクリュー部分

山霧丸にあった大和級の巨大な砲弾

サンフランシスコ丸(水深60m)のトラックと95式軽戦車

二式飛行艇(4発プロペラ)の残骸

山鬼山丸に搭載されていた

薬瓶 ゼロ戦のエンジンカバー、トラック、機銃弾

天城山丸(水深40m) 乗用車、自転車

マクロも撮ります(気持ち)

一式陸上攻撃機 海軍を代表する優秀攻撃機 日本の連合艦隊司令官の山本五十六元帥が搭乗して戦死されたので有名。

レックダイビング(沈船)の動画はこちら

チューク環礁 写真スライドショウ
クイックしてください。

ツアー ログ(ツアー中に私が記録した最大深度)

1/12 航空機運搬船富士川丸 28m  ゼロ戦(飛行機) 9m  一式陸攻(飛行機) 20m

1/13 輸送船天城山丸 47m  輸送船山鬼山丸 24m  二式大艇(飛行機)16m

1/14 キミシマ環礁 3DIV 36m

1/15 輸送船サンフランシスコ丸 52m  輸送船山霧丸 29m  潜水母艦平安丸31m

1/16 輸送船日豊丸 44m  駆逐艦文月 35m  油送船神国丸28m

雑学

チューク(ミクロネシア連邦)の初代大統領は日本人?

1920年国際連盟より日本がミクロネシア(南洋諸島)現在のパラオ、グアム、サイパン、ミクロネシア連邦、マーシャルを委任統治した。

その当時日本人だけで85000人住んでいたそうです。

チューク(トラック島)には1940年ごろには海軍の基地があった関係で日本人だけで50000人(軍、民間)

 すごい!現在のチュークの総人口は54000人に日本人は数十人だそうです。

歴史に記されているとおり戦後はアメリカが統治して1986年にヤップ、チューク、ポナペ、コスラエが現在のミクロネシア連邦として独立

初代大統領が建国の父と言われる日系のトシオ・ナカヤマさんだそうです。

とっても日本とは?がりがある国です。現在も日本からの援助が多いそうです。

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